2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧
ハロウィン・万妖祭・万鬼祭 ハロウィン、あるいはハロウィーン(英: Halloween または Hallowe'en[※ 1][※ 2])とは、毎年10月31日に 行われる、古代ケルト人が起源と考えられている祭のこと。現代では特にアメリカ合衆国で民間行事 として定着し、祝祭本来…
そぞろ寒・すずろ寒・そぞろに寒し 冷やかよりやや強く感ずる寒さ。「そぞろ」は「何となく」「わけもなく」の意味があり、 体で感じる寒さというより、季節が移ろっていく様を寒さとして心に感じること 梁強きお助け小屋やそぞろ寒 栗田やすし 予科練の血文…
石蕗の花・つはぶき<季=冬> 石蕗の花炊煙いつもぬかるみへ 沢木欣一 石蕗咲いて母亡き庭を明るくす 栗田やすし 徳川の蔵書の匂ひ石蕗の花 栗田せつ子 石蕗咲いてぬくき日差しの二三日 下里美恵子 石蕗日和窯小屋で聴くジャムセッション 矢野孝子 将棋さす…
ななかまど・七竃 ななかまど蝦夷の夕日の飛びつけり 栗田やすし 新しき木道の香やななかまど 磯田秀治 ななかまど湯町を風の吹き抜くる 武藤光晴 紅淡し湖を取り巻くななかまど 塩原純子 ななかまど歩荷にゆづる休み石 中野一灯 ほどけゆく霧の中よりななか…
後の月・十三夜・名残の月・豆名月 十三夜は旧暦の9月13日~14日の夜をいいます。十五夜が中国伝来の風習であるのに対し、十三夜は 日本で始まった風習。十五夜では月の神様に豊作を願います。十三夜は、稲作の収穫を終える地域も 多いことから、秋の収穫に…
柿干す・吊し柿・柿すだれ 雪来るを待つとしもなく柿干して 細見綾子 柿干すや軒の蜂巣に蜂居らず 栗田やすし 餘部の高き波音柿を干す 河原地英武 不揃ひに吊る民宿の柿すだれ 篠田法子 波静か伊根の舟屋に吊し柿 白鳥光枝 百目柿あるだけ吊し甲州路 大谷み…
黄葉・黄葉期 倉庫裏銀杏黄葉が明るくす 沢木欣一 雀らは何ついばむや萩黄葉 細見綾子 無患子の黄葉明りに雀くる 栗田やすし ぶな黄葉透かし津軽の海光る 船橋 良 幾万の墓碑へ黄葉づるモモタマナ 平松公代 北大の楡より黄葉始まれり 倉田信子 ( さわぐるみ…
初霜 ( 二十四節気 霜降 ) 今日10月24日は二十四節気の 霜降(そうこう)、朝晩の冷え込みがさらに増し、北国や山里では 霜が降りはじめるころ。露が霜に変わり、だんだんと冬が近づいてきました。という事なのですが 今年は夏日(25℃)を超える日が10月19…
濁酒・どぶろく・中汲(なかくみ) どぶろくは濁醪(だくろう)から転訛したものどぶろくと濁り酒の違いはどぶろくは米、米麹、水を 発酵させ、もろみをこさずに作ります。その起源は稲作と同じぐらいであるといわれ、古来から収穫した 米を神に捧げるときに…
銀杏(ぎんなん)・銀杏の実 鳥越の銀杏青実が落ちゐたり 細見綾子 銀杏落つ仏足石の指の窪 栗田やすし 銀杏や熟読したるレシピ本 河原地英武 銀杏を拾ふ銀行街に住み 伊藤範子 銀杏の実傘撓ませて弾みけり 武藤光晴 とめどなく銀杏降る日よ蟹薬師 澤田正子 …
新酒・新走り・今年酒・早稲酒 今年収穫の新米で醸造したものを新酒と言いますが現在、一般的(商業的)には冬の醸造です。 俳句では秋の季語になっています 酒屋や酒蔵の軒先に吊り下がった植物の球体。あれは「杉玉(すぎだま)」と言い、その名の通り、 …
唐辛子・なんばん・蕃椒・鷹の爪・天井守 鷹の爪干す三成の敗走路 上村龍子 蔵の軒竿一本に鷹の爪 森田とみ 軒下に暮れ残りたる唐辛子 渡辺慢房 風に鳴る窯場の軒の唐辛子 八尋樹炎 鷹の爪吊す軒端に憩ひけり 牧 啓子 筑波嶺の風の形に唐辛子 ころころ (唐…
茶の花・花茶 日を恋ふるこれからか茶の花を挿し 細見綾子 茶の花に届きてゐたり窯の影 栗田やすし 茶の花のほつほつ咲いて事無き日 下里美恵子 茶の花や淡き朱唇の観世音 大島知津 茶の花のほのと香れる宇治の寺 松平恭代 茶の花や絵馬剥落の舞楽殿 近藤文…
烏瓜 ・からすうり 異人館跡てふ高さ烏瓜 細見綾子 たぐり寄す鵜糞まみれの烏瓜 下里美恵子 廃校の裏山ともす烏瓜 桜井節子 猿除けの網に色付く烏瓜 矢野愛乃 からす瓜引けば陶土のうすぼこり 井沢陽子 三輪山の夕日したたる烏瓜 高橋ミツエ 烏瓜沼へ傾く午…
南瓜・とうなす・なんきん・南瓜煮る 拳ほどの南瓜の尻に藁敷けり 藤田岳人 大南瓜地に並べ売る道の駅 中村修一郎 ハロウィンの南瓜笑へりパリ小路 宇野美智子 風みちの背戸へ置きたる姫かぼちや 金原峰子 畑枯れてうらなりかぼちやころがれり 中山敏彦 広縁…
柿・熟柿・渋柿・ころ柿・豆柿・富有柿 柿の朱を点じたる空こはれずに 細見綾子 夕日眩し都府楼跡に小粒柿 栗田やすし 奥美濃の寺に猿来る柿日和 安住敦子 柿熟るる千年坐りゐる仏 栗田せつ子 山の辺の婆に熟柿を貰ひたり 小木曽フジヱ 家苞に夕日まみれのあ…
棉・棉摘・棉吹く・棉取・棉の桃 棉吹く/棉の桃/綿の実. 棉の蒴果が裂けて中の棉がふきだすこと、コットンボールといわれ コットンボー ルといわれる実が桃の形状に似ていることから、「桃吹く」 とい われる棉・綿(めん)とも 言う。摘み取った状態までの…
薄紅葉・初紅葉・早紅葉 うすもみぢしてよそほへり滝の山 細見綾子 薄紅葉ピカソ観し目にやさしかり 佐藤とみお たたなはる山に朝日や初紅葉 谷口千賀子 薄紅葉二の丸茶屋に抹茶の香 日野圭子 石垣の隙間に蔦の初紅葉 塩原純子 初紅葉美濃と近江をひと跨ぎ …
榠樝の実・かりん・花梨・唐梨・きぼけ くわりんの実教材につき盗るべからず 沢木欣一 くわりんの実傷ある方を貰ひたり 細見綾子 榠樝の実海を隔てし子に送る 栗田やすし 榠樝の実傷深くして空青む 下里美恵子 手びねりの茶碗いびつやくわりんの実 長崎眞由…
鯊・鯊の竿・鯊日・鯊干す・鯊舟 釣り上げし鯊の腹透く日和かな 栗田やすし 下校子が覗きに来たり鯊の魚籠 河原地英武 海中の山車遠巻きに鯊の舟 都合ナルミ 水門の信号の青鯊日和 横森今日子 釣上げて浮子より小さき今年鯊 関根切子 突堤に犬の来てゐる鯊日…
瓢の笛・ひよんの実・いすのき・ひよんのき 瓢の木とも呼ばれる柞(いすのき)という常緑高木にできるのが瓢の実。 実といっても、実体は 秋に柞の葉で作られる虫瘤、アリマキの巣です。 虫が出たあとにあいた穴に口をつけて吹くと、 ヒョウヒョウと鳴るので…
椿の実 椿の実はじけ寺領の藤村碑 栗田やすし 舟形陵舳先にこぼる椿の実 廣島幸子 椿の実幹に当たりてより落つる 早川文子 地の神に転がる大き椿の実 夏目悦江 椿の実踏めばめり込む不破の関 武山愛子 椿の実板張りひと間の五合庵 新谷敏江 鑑真の瞼つややか…
新松子・松ぼくり・松ふぐり・青松笠 句碑の松松ぼつくりも落すなり 細見綾子 人気なき誓子の浜や新松子 栗田やすし 新松子飛騨の陣屋の空ま青 岸本典子 松ぼくり破風に翳して神楽殿 神尾朴水 潮風に吹かれて青し新松子 不破志づゑ 磯風の海女の祠に新松子 …
新蕎麦・走り蕎麦 ねぶた絵を飾る山家や走り蕎麦 矢野孝子 丘の上は郷の境や走り蕎麦 武藤光晴 大食ひの番付表や走り蕎麦 森垣一成 芭蕉道あまた巡りて走り蕎麦 都合ナルミ 岡持で新蕎麦届く楽屋口 野島秀子 走り蕎麦酒一合にほろ酔へり 鈴木みすず 新蕎麦を…
運動会 欅散る運動会は帽子取り 細見綾子 病む母の運動会を見て飽かず 栗田やすし ゴール過ぎまだ走る子や運動会 岩田啓子 アンカーの校長転ぶ運動会 斉藤陽子 泣きながら走る園児や運動会 久保麻季 運動会果てし校庭夕日満つ 村田和佳美 運動会甲賀も伊賀も…
草の穂・草の穂絮・草の絮 草の穂に実が入り一日海濁る 沢木欣一 穂芒や宿場果つれば道ほそる 栗田やすし 菊坂や質屋の屋根の草は穂に 矢野孝子 蚕の宮の裏は崖なり草の絮 松永敏枝 近道を抜けて草の穂まみれかな 谷口千賀子 灯台の高さへ飛べり草の絮 ころ…
秋の雨・秋霖・秋黴雨 秋霖や干草匂ふ牧の小屋 倉田信子 余白なき母への葉書秋黴雨 石原筑波 暮れて着くふる里の駅秋の雨 中村美子 秋雨を来て学食の焼魚 奥山ひろ子 黒塀のマンリン小路秋黴雨 武田稜子 秋霖や神を宿して樟大樹 古賀一弘 三日降れば世を距つ…
草の花・草花・草花売 この季語「草の花」草の花なら一年中有るじゃないか?と思われるでしょう 季語としては「三秋」でひっそりと咲く秋の野草の花のことを言います 「秋草」という季語も有りますが 「秋草」よりも、名も知れない草や雑草の花などをいうの…
甘藷・干藷・藷堀り・薩摩藷・唐藷 辺戸岬甘藷蔓たぐりゐし女 沢木欣一 能登線の砂美しき甘藷畑 細見綾子 大いなる藷供へあり源氏の間 栗田せつ子 藷太る父祖開墾の山畑 佐藤とみお 遺跡掘るやうに甘藷の畝崩す 久野和子 歓声をあげて子ら掘るさつま藷 河合…
通草・あけび・通草の実 顔埋めて大き通草の実を舐むる 栗田やすし 通草の実雨に色づく行者径 岸本典子 宿坊のとろりと甘き通草味噌 栗田せつ子 リフト小屋笊に通草の爆ぜゐたり 山下智子 ころころと笑ふ山の子あけび熟る 桜井節子 曳き売りの野菜の隅にあけ…