2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧
ハロウィン・万妖祭・万鬼祭 ハロウィン、あるいはハロウィーン(英: Halloween または Hallowe'en[※ 1][※ 2])とは、毎年10月31日に行われる、 古代ケルト人が起源と考えられている祭のこと。現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、祝祭本来の…
烏瓜 (季=晩秋) 色抜けていはほをつかむからすうり 沢木欣一 異人館跡てふ高さ烏瓜 細見綾子 たぐり寄す鵜糞まみれの烏瓜 下里美恵子 からす瓜引けば陶土のうすぼこり 井沢陽子 猿除けの網に色付く烏瓜 矢野愛乃 三輪山の夕日したたる烏瓜 高橋ミツエ 食卓…
新松子・松ぼくり・松ふぐり・青松笠 句碑の松松ぼつくりも落すなり 細見綾子 人気なき誓子の浜や新松子 栗田やすし 新松子飛騨の陣屋の空ま青 岸本典子 松ぼくり破風に翳して神楽殿 神尾朴水 磯風の海女の祠に新松子 野島秀子 新松子都大路の空に映ゆ 牧 啓…
秋時雨 本来この秋時雨は晩秋11月の初旬頃の冷たい雨を言い、そして時雨ですから降り続くと言うよりは降っては 直ぐ止むような雨の季語です 今日の東京はこの時雨の朝ですが寒さは有りません 御像の鉄より黒し秋時雨 沢木欣一 秋時雨昨日に似たる昼過ぎに 細…
夜長・長き夜・夜長人 シュレッダー唸らす書斎夜長なる 栗田やすし 長き夜や毀ちてみたき砂時計 伊藤旅遊 長き夜や分厚きパズル夫に買ふ 岸本典子 せがまれし五目並べや夜長なる 太田滋子 一階と二階にひとりづつ夜長 齊藤眞人 長き夜や志功を語る津軽弁 磯…
鯊・鯊の竿・鯊日和・鯊干す・鯊舟 釣り上げし鯊が跳ねたり爆心地 栗田やすし 下校子が覗きに来たり鯊の魚籠 河原地英武 海中の山車遠巻きに鯊の舟 都合ナルミ 上げ潮の川に鯊竿混み合へり 武藤光晴 釣上げて浮子より小さき今年鯊 関根切子 突堤に犬の来てゐ…
鵙・鵙日和・百舌鳥 日本全国にいる留鳥、尾を上下に振りながら鋭い声で鳴きますけたたましく、しょっちゅう鳴くので、 百舌鳥とも言われその声が澄んだ秋の大気と通ずるので「鵙日和」「鵙の晴」などと用いられる。 一服の茶にもてなされ鵙高し 細見綾子 起…
菊人形 飾られて菊人形の冷たき手 栗田やすし 木曽殿の首抱へ来し老菊師 石原筑波 菊人形鯱も小菊をまとひけり 河井久子 菊人形姫の胸より小蜂飛ぶ 鈴木真理子 菊を結ふ藺草くはへて人形師 不破志づゑ 風に立つ菊人形の武者ぶるい ころころ 菊人形修羅場もつ…
木の実 人気なき不破の関跡木の実落つ 栗田やすし 窯場裏闇に木の実の落つる音 矢野孝子 鈴懸の実の明るさよ林火句碑 岸本典子 信長の夢の城跡木の実降る 伊藤範子 一位の実色づく碌山美術館 佐藤とみお 鬱見舞ひ母の掌におく木の実かな ころころ よろこべば…
紅葉・紅葉づる・紅葉狩り・谷紅葉・夕紅葉・紅葉山 村中の池や紅葉をひた映す 細見綾子 月残る紅葉始めの南木曽岳 栗田やすし 山紅葉和紙工房の薪爆ずる 鈴木みすず 笑み給ふわらべ地蔵に照紅葉 黒田昌子 一本の紅葉明るし座禅堂 武藤光晴 吊橋のゆれ楽しめ…
石蕗の花・つはぶき <季=冬> 石蕗卑し湯屋の煙の一すじに 沢木欣一 石蕗の花の大株昔のまま 細見綾子 徳川の蔵書の匂ひ石蕗の花 栗田せつ子 石蕗日和窯小屋で聴くジャムセッション 矢野孝子 石蕗咲いてぬくき日差しの二三日 下里美恵子 嫁ぐ子にたつる朝…
黄葉・黄葉期 沢ぐるみ 倉庫裏銀杏黄葉が明るくす 沢木欣一 いち早く黄葉したりむかご蔓 細見綾子 無患子の黄葉明りに雀くる 栗田やすし みよしのの渓の深さよ葛黄葉 金田義子 欅黄葉観音様は留守なりし 磯田なつえ ぶな黄葉透かし津軽の海光る 船橋 良 ゆり…
柿干す・吊し柿・柿すだれ 雪来るを待つとしもなく柿干して 細見綾子 柿干すや軒の蜂巣に蜂居らず 栗田やすし 餘部の高き波音柿を干す 河原地英武 不揃ひに吊る民宿の柿すだれ 篠田法子 百目柿あるだけ吊し甲州路 大谷みどり 波静か伊根の舟屋に吊し柿 白鳥…
撫子・なでしこ 秋の七草のひとつ「撫子」です万葉集の中にも多く歌われています 河原撫子(大和撫子)は「撫でし子」を掛詞にすることが多いそうです また源氏物語には「撫子(なでしこ)」と「常夏(とこなつ)」の花が登場します。 ナデシコは開花期が5~…
棉・棉摘・棉吹く・棉取・棉の桃 棉吹く/棉の桃/綿の実. 棉の蒴果が裂けて中の棉がふきだすこと、コットンボールといわれ コットンボー ルといわれる実が桃の形状に似ていることから、「桃吹く」 とい われる 棉・綿(めん)とも言う。摘み取った状態までの…
菊・菊日和・菊の宿・菊作り・菊の香 泡黄金菊 菜畑に黄菊一うね上越線 細見綾子 菊の香や加賀の鶴来の板庇 栗田やすし 漱石と話したきこと菊日和 河原地英武 子の婚に集ふうからや菊薫る 武藤光晴 磯菊や藍深みたる伊豆の海磯 山本法子 佐渡今日は見えし弥…
榠樝の実・かりん・花梨・唐梨・きぼけ くわりんの実教材につき盗るべからず 沢木欣一 くわりんの実風のみがきし艶もてる 細見綾子 榠樝の実海を隔てし子に送る 栗田やすし 榠樝の実傷深くして空青む 下里美恵子 手びねりの茶碗いびつやくわりんの実 長崎眞…
瓢の笛・ひよんの実・いすのき・ひよんのき <季=晩秋> 瓢の木とも呼ばれる柞(いすのき)という常緑高木にできるのが瓢の実。 実といっても、 実体は秋に柞の葉で作られる虫瘤、アリマキの巣です。 虫が出たあとにあいた穴に口をつけて吹くと、 ヒョウヒ…
新豆腐 「新豆腐」(しんとうふ)とは、今年収穫した大豆によって作られた豆腐のことです 新豆腐固きを喰めば夜の鳥 沢木欣一 うすもみぢせし山水の新豆腐 細見綾子 新豆腐母の齢の倍生きて 佐藤とみお 新豆腐馬穴に届く河原茶屋 森 靖子 新豆腐震えて沈む水…
銀杏・銀杏の実 いてふの実ここぞと落ちてゐたりける 細見綾子 銀杏落つ仏足石の指の窪 栗田やすし 銀杏や熟読したるレシピ本 河原地英武 銀杏を拾ふ銀行街に住み 伊藤範子 銀杏の実傘撓ませて弾みけり 武藤光晴 青シート広げ銀杏打ち落す 櫻井勝子 お寺はし…
通草・あけび・通草の実 顔埋めて大き通草の実を舐むる 栗田やすし 宿坊のとろりと甘き通草味噌 栗田せつ子 通草の実雨に色づく行者径 岸本典子 通草の実数へて通る下校の子 森垣一成 通草の実一口づつを廻し食ぶ 牧 和代 曳き売りの野菜の隅にあけびの実 尾…
金木犀・銀木犀・木犀 九月頃、中秋のころに花をつけ花は小さいが香りは高く、庭木に広く用いられる。 金木犀(キンモクセイ)は、モクセイ科モクセイ属の常緑樹木です。中国原産で、外来種として 公園や庭に植栽され 同種の一変種として白花のギンモクセイ…
秋思・秋あはれ・傷秋・秋さびし 「秋思」の意味は秋に感じるものさびしい思いのことこれはなかなか厄介な季語に思います もの寂しいという感覚は人によって違います、ですから独りよがりになりやすくなるのです 橋を渡る水に魚ゐる秋思かな 細見綾子 秋思か…
寒露(秋分の後15日) 二十四節気の17番目にあたる節気「寒露」とは、「秋が深まり紅葉も色が濃くなり、 朝露が冷たい頃」とあります 「草木に冷たい露(つゆ)が降りる時期」という意味で、 2024年は10月8日(土)〜22日(土)です 地卵が木箱で届く寒…
新蕎麦・走り蕎麦 ねぶた絵を飾る山家や走り蕎麦 矢野孝子 走り蕎麦酒一合にほろ酔へり 鈴木みすず 丘の上は郷の境や走り蕎麦 武藤光晴 芭蕉道あまた巡りて走り蕎麦 都合ナルミ 大食ひの番付表や走り蕎麦 森垣一成 岡持で新蕎麦届く楽屋口 野島秀子 新蕎麦の…
茶の花・花茶 日を恋ふるこれからか茶の花を挿し 細見綾子 茶の花に届きてゐたり窯の影 栗田やすし 茶の花のほつほつ咲いて事無き日 下里美恵子 茶の花や打ち解けやすき湯治客 朝比奈照子 夕闇の迫りて白しお茶の花 中山ユキ 茶の花や絵馬剥落の舞楽殿 近藤…
運動会 欅散る運動会は帽子取り 細見綾子 病む母の運動会を見て飽かず 栗田やすし 泣きながら走る園児や運動会 久保麻季 アンカーの校長転ぶ運動会 斉藤陽子 運動会チンドン屋来て賑はひぬ 猪狩和代 ゴール過ぎまだ走る子や運動会 岩田啓子 運動会少女の腿の…
唐辛子・なんばん・蕃椒・鷹の爪・天井守 吊されて緋色濃くせり唐辛子 小原米子 鷹の爪干す三成の敗走路 上村龍子 合掌家軒に吊るせし唐辛子 鳥居純子 唐辛子束ねて吊りし杣の軒 高平タミ 軒下に暮れ残りたる唐辛子 渡辺慢房 曲がるだけ曲がり赤城の唐辛子 …
薄紅葉・初紅葉・早紅葉 草田男の松山城の初もみぢ 細見綾子 薄紅葉ピカソ観し目にやさしかり 佐藤とみお 初紅葉美濃と近江をひと跨ぎ 上杉和雄 石垣の隙間に蔦の初紅葉 塩原純子 薄紅葉二の丸茶屋に抹茶の香 日野圭子 たたなはる山に朝日や初紅葉 谷口千賀…
紫式部、実紫、白式部 実むらさき今も人住む武家屋敷 高平タミ ひとり来し禅寺の庭白式部 辻 桂子 みむらさき長寿坂てふ細き道 武藤光晴 母のつく杖にこぼれし実むらさき 安積敦子 札所寺錆色きざす式部の実 垣内玲子 実むらさき雨をはじきて艶めけり 江口た…